失敗加工事例と対策

いつもシンセティックレザーシートをご利用頂きありがとうございます。発売から約3年が経過し多くのお客様にご利用頂き、たくさんのご意見が寄せられました。今回は「寄せられたご意見」や「実際に加工して感じた私見」から失敗加工事例をピックアップし、その対策も併せてまとめました。「どうしても加工が上手くいかない」と感じていた方や「更にクオリティを上げていきたい」という方必見です。



こげと粉塵 貫通とムラ
お勧めの加工法





こげと粉塵


オーバーパワーで加工したサンプル
オーバーパワーで加工したサンプル







対策設定値 仕上がりが写真のような状態になってしまうと、アフターケアに多くの時間を要することになります。最も良い状態は適正な設定値で加工し、こげと粉塵を極力抑えることです。まずは下記の設定を参考にして頂き、これまでの設定を見直してみてください。また、彫刻の際はエアアシストを弱くすることで、(加工時はレーザーから離れないでください)仕上がりが美しくなります。







NOTE / シンセティックレザーシート「ブラック / シルバー」「ブラック / ゴールド」「ビンテージ」の彫刻設定に関しましては、下記の「貫通とムラ」にて推奨値を掲載しておりますので、併せてご参照ください。


適正な設定で加工したサンプル


対策洗う 設定を見直してもこげと粉塵をゼロに抑えることは出来ません。写真に使用しているティールやピンクなど、明るい色ほど汚れが目立ちやすく、アフターケアにアルコールやパーツクリーナーを使用すると、逆に汚れが伸びてしまうこともあります。そこでお勧めの対策が「洗浄」です。柔らかめのスポンジに少量の中性洗剤を含ませ、泡立てながらやさしくこすったら、ぬるま湯で洗い流してください。




サンプル右半分を洗浄しました。こげ、粉塵共に完璧に落とすことはできませんが、その差は歴然です。シンセティックレザーは水に強い性質を持っているので、洗浄によって変質を起こすことはありません。明るいカラーは特に洗浄することで、コントラストがはっきりするので、是非お試しいただきたいです。








アクリルを加工する際にマスキングを施すことはよくあると思いますが、シンセティックレザーに加工にも有効です。ただし、条件があります。ひとつめは、マスキングの粘着が強すぎたり弱すぎたりすると使えないということです。粘着が強すぎとるとマスキングを剥がす際にシンセティックレーザーの表面を荒らしてしまい、弱すぎると加工中に剥がれてしまいます。下記にお勧めのマスキングテープをご紹介しておりますので、シンセティックレザーの表面を乾拭きしてからお試しください。ふたつめは、マスキングの上から彫刻すると、彫刻面が白っぽく仕上がってしまう点です。これの対策としては、若干パワーを落とした状態で二度彫りしていただくと解消できます。




サンプル右半分にマスキングを施し加工しました。かなりの粉塵が防げています。





写真では分かりにくいですが、マスキングを施した右半分の彫刻部分が白っぽくなっています。材料を動かさずに若干パワーをさげて二度彫りしてください。





お勧めのマスキングテープです。
LASER STYLEで取り扱いの「アプリ粘着 マスキングテープ 100mm×50m」 シンセティックレザーの表面を軽く拭いてから貼り付け、へら等でテープを圧着してください。



貫通とムラ



オーバーパワーで加工したサンプル






シンセティックレザーの中でも人気色の「ブラック / ゴールド」「ブラック / シルバー」「ビンテージ」は、彫刻加工をすると「金」や「銀」の層が出てきます。この金銀層は大変薄く、設定やフォーカスにズレがあると貫通や色ムラの原因になることが多いです。上の写真は彫刻のパワーが強すぎて完全に金の層を貫通してしまったサンプルです。参考設定値は以下の通りです。



彫刻


NOTE / 「こげと粉塵」でご案内した通常設定より、3から5低いパワーとなっております。



適正設定で加工し、洗浄を行ったサンプル





クセがついてしまったシンセティックレザーシート


対策設定値 保管の仕方によっては、上の写真のようにクセがついたり、折れ曲がってしまうことがあると思います。 この状態で加工してしまうと「色ムラ」がでる原因にもなりますので、養生テープ等を使用し、たわみが出ないようにしっかりとシンセティックレザーシートの各辺を加工テーブルに貼り付けましょう。 もちろん、正確にフォーカスをあわせることもお忘れなく。






テープを惜しまずにしっかりと貼りましょう。



お勧めの加工法

失敗加工事例と対策に続き、ここではシンセティックレザーならではの加工方法をご紹介します。





裏地に彫刻 裏地の有効な活用法をとして、直接レーザー彫刻を施すことをご提案します。 表地より若干強い設定で彫刻すれば、しっかりとコントラストをつけることができます。 裏地に加工を施したシートで製品を作製すれば、より高級感のある仕上がりが実現します。





彫刻前


彫刻後





裏地を剥がす シンセティックレザーシートを製品に貼り付けて使用する際に、素材の厚みが気になる時があります。 そんな時は裏地を剥がして、素材を薄くしましょう。 貼り付けた際の出っ張りが減り、製品との一体感が生まれます。 下記では、剥がす手順をご紹介しています。














広範囲を彫刻 アクリル類は全面積の半分以上を彫刻したり、切断面付近を広く彫刻すると反ってしまうことがあります。 しかし、シンセティックレザーシートはどんなに広い範囲を加工しても反ることはありません。 お勧めとして「ピンク」「ブルー」「ティール」等のカラーを、大胆に広範囲彫刻し、黒の面積を多くすることにより、同じ素材で全く違った印象を与えることが出来ます。 下の写真は上段が通常の彫刻。 下段が加工データを白黒反転させただけの、黒の面積が増えたサンプルです。 明るめの印象から落ち着きのある印象に変化しています。 更に黒の面積を増やせば、残したピンクやティールの面を挿し色として使うことも出来ます。










いかがでしたでしょうか。「対策」も「お勧めの加工法」もすぐに使える情報ばかりですので、まずは実際に加工でお試し頂き、効果を実感していただければと思います。




商品カテゴリ一覧


二層板

アクリル板
その他板材

シンセティック
レザー

表札
ネームプレート

スタンプ
ラバー

トロフィー・楯
フォトスタンド

ステーショ
ナリー

キーホルダー
ストラップ

プレミアム
アイテム

サプライ
ツール

材料から探す


ウッド(木材)

レザー(本革)

メタル(金属)
PAGE TOP